エレベーターを降りると「えっ!階段?」意味不明な設計のマンション

長いこと畳屋をやっていますのでいろんな建物に仕事に伺います。今回はエレベーターの話なんですが、1・4・7階にしか止まらないというマンションは時々ありますね。6階の住人は7階で降りて一つ階段を下がるやつです。これもちょっと不便ですが、今回のは、、、

築40年の市内のマンション。エレベーターが階と階の中間点に止まるようになっています。すべての階の中間地点です。エレベーターの扉が開くといきなり上へ7段、下へ7段の階段が現れます。これにはビックリ。はじめて出くわしました。

最近のマンションはバリアフリー化で段差や階段がなくて台車もすいすいです。でもこの建物ときたら畳を台車に乗せたり降ろしたり大変。設計当時は何かの意図があったのかもしれません。しかし現代は高齢化社会。足腰の悪い方にとっては毎日が大変です。車いすとかも。もちろん畳屋さんも大変!

今回のお客様は新畳工事です。まず古い畳や防虫紙を撤去してお掃除。きれいになったところでマイトスタットシートを敷きつめて新畳を納めて完了。表は熊本産涼風麻綿表に縁は花香織700の組み合わせです。