本物の琉球畳の新調

松原正さんが生産した琉球表による琉球畳を納めてまいりました。大分県での生産農家も数軒しかなくて表の取り寄せに半年もかかるという状態です。順番待ちです。中国(チャイナ)での琉球表の生産が終了してしまったため、国産琉球表に注文が集中しているのです。

やっぱり琉球表はいいですね~。香りも風合いも良く私は大好きです。イグサ1本1本に色や太さのバラツキがありますが厚みがあって野性味あふれるおもてになっています。ただし工業製品(和紙表、樹脂表)のような均一性を求める方には向いていません。目積表とも全く違う風合いです。必ず表見本を見比べて発注することをお勧めします。

もともとこのお部屋には新築時からの目積表の縁無し畳(1畳もの)がはいっておりました。ところがワンコがガリガリやってしまいひどい状況。電話をいただきお見積りにお伺いすると市松敷きの琉球畳にしたいとのこと。随分と長いことお待たせしてしまいましたが琉球畳の素晴らしいお部屋になって喜んでいただけました。