最悪のデタラメ工法・畳を壊しっやいます

がんた工法

貸店舗の休憩室の畳です。4~50年前の古い畳をデタラメ仕事で滅茶苦茶にしてしまっていました。私はオーナーさんに床を新しくした方がいいと進言しましたが、聞き入れてもらえなかったです。「仕上がりが悪くても縫えるんだったらやってくれ」と。

この畳、クロス職人がやったものです。畳屋ではありません。内装屋さん相手に作業台や縁や下紙を売り、仕事を指導している畳材料問屋があります。

きっとクロス職人が「畳も激安でできますょ」とか営業して施工したのでしょう。「がん太工法」と言います。

何が最悪かというとわら床に縁を縫い付けるのでなく、ステープルで打ち付けているのです。これ絶対ダメ。しばらくするとわら床がうんできて(膨らんできて)しまいます。畳屋ならみんなが解っていることです。

安い仕事には訳があります。ご用心。